Firearms

Historical Document · 2024

小銃取扱 — JMSDF Sasebo Training Unit Diary Sheet, 5 July 2024

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A JMSDF Sasebo Training Unit diary sheet on rifle-handling training. The Type 64 dive translates its statement that the Type 64 is the first rifle a member of the Maritime Self-Defense Force handles, used at ceremonies and in regular live-fire training.

Author
海上自衛隊佐世保教育隊 (JMSDF Sasebo Training Unit)
Year
2024
Type
Historical Document
Credit
Japan Maritime Self-Defense Force, Sasebo Training Unit (mod.go.jp/msdf/s-tc).
  • jmsdf
  • type 64
  • rifle handling
  • training
  • japanese

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小銃取扱 — JMSDF Sasebo Training Unit Diary Sheet, 5 July 2024

小 銃 取 扱 銃は簡単に人を殺傷することができる武器で あり、取扱いを誤ると取り返しのつかないこと にもなりかねません。そのため、我々自衛官に は銃について正しく理解し、正しく扱える能力 が求められます。 学生達が取扱う銃は64式小銃という銃で、 海上自衛官が最初に触れる銃であり、この銃は 修業後も式典や定期的に行われる実弾での射撃 訓練で取扱う機会が多い銃で、学生期間中にも 射撃訓練が実施されます。 銃の基本的な名称や仕組み、操作法、射撃を 実施する上での知識や手順、号令に対する動作 等、全て理解し、実践できなくてはいけません。 命に関わることになり得ることなので教官達は 緊張感をもって熱心に指導し、学生達もいつも 以上に真剣に教官の話を聞いている様子でした。 射撃を実施する際は二人一組で行い、予備射 手と呼ばれる助手のような役割をする者が弾薬 の受領、射手に弾薬を渡したり射手に代わり報 告をしたりと全般的にサポートします。 銃の前に伏せる際は拳をついて銃を握る手が 汚れないようにします。 弾薬は必要な分だけ渡され、射手は弾数を確 認し装填します。 装填したら報告後、予備射手は赤旗をあげます。 「撃ち方始め」の号 令により安全装置を 解除し、狙いを定め て引金を引きます。 この瞬間まで絶対 に引金に指をかけな いように教育されて います。 射撃時における各動作は、射撃場に入ってか ら出るまで、全て指揮官の号令により実施しま す。言い換えると号令なく動くことは許されな いということです。射撃を安全に実施するため、 実施者たちの動作は徹底して統制されます。 例えば「その場に立て」という号令もあるく らい、動作が細かく決められており、そうする ことで危険な事象が起きないように管理してい るのです。教官は、学生達が戸惑いなく確実、 迅速に各動作を行えるようになるまで、丁寧に 繰り返し指導します。 訓練用の標的 上の写真は訓練用の標的にマーキングされた 点を見て修正値を割り出す訓練の様子です。 銃や照準の癖により、中心からずれた場所に 当たる場合もあるため、まず初めに3発試射し、 弾着点を確認して修正値を割り出し、照準具を 調整してから本射撃に臨むことで、より精度の 高い射撃をすることができます。 修正の方法を教えている様子です。右上の写 真は👍(イイネ)ではなく照準具を調整する時 に調整するダイヤルのような物を回す方向と動 く方向を手の形で説明しています。右ねじの法 則みたいな感じです。修正を間違うと逆に的か ら外れてしまう場合もあるので質問がある学生 には理解できるまで教えます。 何これ?と思われたかも しれませんが、これは、教 官が鏡のような器具を使っ て正しく照準できているか チェックしている様子です。 この器具で見ると、学生が照準している目線 と見え方が同じなので「もうちょい上げて」 「そこ!」など言って、誘導しながら正しい照 準ができている位置がどこなのかを理解させる ことができます。先ほど説明した修正も大事で すが、まずは正しく照準できていないと的から 大きく外れた場所に当たり、修正すらできない 場合もあります。 射撃で的に弾を命中させるためには、正しい 姿勢で正しく照準し、正しく撃発(引き金を引 く動作)することが重要です。この感覚が身に つくまで、学生達は繰り返し訓練しました。 正面からの写真は許可を得て撮影しました。 ※本来は安全管理の観点から人に銃口を向ける ことは厳禁とされています。 64式小銃の射撃で使う標的はもっと大きい のですが、距離が離れるとほぼ黒い点にしか見 えません。実際の射撃時に見える大きさとほぼ 同じように見えるように訓練用の標的を設置し て訓練しました。 射撃実施中、銃に何か不具合があった(弾が 出ない等)場合の報告要領についても訓練して 不測の事態発生時も落ち着いて対応できるよう に教育されました。 射撃当日 射撃の実施にあたり、何日もかけて座学、実 地訓練を行い、準備をしてきました。また、射 撃当日についても事故防止のための様々な措置 を講じ、徹底した安全管理の下、実施しました。 射撃場に入る人数は必要最低限としています。 装備の確認をし、教官から注意事項等の示達を 聞いてから入場します。 不測の事態に備え射手1名に対し教官が1名 ずつ付いて万全の態勢で射撃を行います。 弾薬は銃から離れた 場所で弾薬係が管理し、 必要数だけ予備射手に 手渡します。弾数につ いても復唱、目視で確 認させ、間違いが起き ないようにします。 標的は上げ下げできるようになっており、試 射した場所をマーキングしたり、採点したりし ます。射撃実施中は安全な部屋に退避して、射 座(射撃する場所)と連絡を取って安全を確認 した上で標的がある部屋で作業を行います。 標的側で操作 するランプも 使って射座側で 確認できるよう になっています。 ←赤(射撃不可) 緑(射撃可)→ 訓練は終始厳正な雰囲気の中、実施されまし た。あまり顔を写せませんでしたが、学生達の 表情は真剣そのもので、銃と実弾を扱っている ということを十分に自覚して緊張感ある態度で 訓練に臨んでいました。射撃の点数が成績にも なるので、いい点数が取れているといいですね。